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☆いま議論沸騰のホメオパシーに関する、ある興味深い仮説☆

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代替医療の一つとして人気のある、ホメオパシーを御存知でしょうか。

多くの人々が用いていながら、同時にいつも批判の対象となりがちなこのホメオパシーについて最近、あるブログで、その是非に関しての議論が沸騰していました。

どうも代替医療というのはもともとが科学的なエビデンス(証拠・論拠)が無いということもあって、何か事件が起きたり人気が出てきたりすると、医薬利権側にとっては厄介者として、マスコミやネットを通じて徹底的に叩かれるようです。


ちょうど3年前の今頃にも、ある事件が起きて、ホメオパシーが叩かれたことがありました。
これは、その事件について、ホメオパシーに反対するひとの意見です。


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とんでも科学の功罪:損賠訴訟:山口の母親、助産師を提訴 乳児死亡「ビタミンK与えず」
http://1980.mobi/archives/24

生命の危機に瀕している生命に対峙する者が、今回ホメオパシーを元に代替医療行為を実行した。
その結果、乳児が死亡するという事件が発生する。

これが酷い。本当に酷い。実際に処置をするものが、信じきっているのだ。科学的な根拠のない物を。
そもそもビタミンKと同じ効果を期待するのであればビタミンKを与えればいいのだ。
なぜそれを嫌い、代替として、ホメオパシーの砂糖玉を与える必要があるのか。
助産師はそもそも国家資格であろう。学位を得て、資格をとった者がこれでは敵わない。

僕が言いたかったのも、まさにここで
「わかってない」のが最大の問題であり、
「わかってない」人たちが、権威を持った人たちであり、
「わかってない」人たちによって、助産師が動かされているのが、今そこにある危機なのだ。


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こういった問題に対する答えとしては、次の代替医療専門家の意見が適切だと思いましたので、転載します。


ホメオパシーの功罪 (2010.8.27)
http://d.hatena.ne.jp/kirigirisu12/20100827より


今、代替療法の急先鋒、ホメオパシーが叩かれている。

自然療法として、欧州では200年の歴史がある治療法で、日本でも代替療法を取り入れている医療者や民間療法で行われている。

ところが、西洋医学を一切排除して、使うといった極端な使われ方もしており、山口では女児が亡くなったりしている。
それで、一気に批判が高まり、日本学術会議は医療現場に自粛を要請した。

しかし、この対応はあまりにもヒステリックのような気がする。
治療法は、明確なエビデンスがないとはいえ、普及している。
問題なのは、治療者が玉石混淆だということだ。

西洋医学をふまえた上でのサブ的な治療であれば、問題はないはずだ。
がん患者の補助療法としては、ある意味、患者の福音ともなっているという現実もある。

通常医療を排除して妄信するような治療者や、金儲けで民間療法としておこなっているきちんとした医療者としての知識を持ち合わせていない人々に対しての警告が重要なのだ。

ホメオパシーに限らず、代替療法は数限りない治療法が存在する。
治療の交通整理はもちろん必要だが、治療者の交通整理の方がさらに重要だと思うのだ。


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さて、最初の議論が白熱したブログに寄せられたコメントの数々のなかで、この文言が私的にはとても気になりました。

『人間の身体の持つ波動的特性を利用して、特定の物質の波動のみを抽出したレメディと呼ばれる粒を摂取することにより、自然治癒力を喚起させて、排毒・解毒に導く、という治療法だと言うことができます。』

波動と言う言葉は、水の波動・言霊・音霊・色霊・形霊など、最近とても話題になっているし、物質から霊まで、あらゆるものが波動学で説明できるものです。

その観点から、ホメオパシーの特性を考えてみると面白いと思いました。

例えば、ホメオパシーに使われるレメディと呼ばれる砂糖玉については、不思議なことに、薄めれば薄めるほど効果が高くなると言われています。
科学的にそのメカニズムは証明されていませんが、実践の場において結果が確認されているそうです。

それは本来の薄められた成分の波動が、どんなに薄められても、水に転写されているからだと言われます。


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<レメディーとは>
ホメオパシーでは、症状を増幅させるときに、ある作用を持つ植物・鉱物・昆虫などを徹底的に薄めた砂糖玉「レメディー」を使用します。
レメディーは、①元の物質がなくなるまで薄める「希釈・振盪(しんとう)」という特別な方法によって作られます。

例えば、 熱の症状に使うレメディー「ベラドーナ」の作り方は、摂ると高熱を発するベラドーナという花をまずアルコールに浸け、原液(抽出液)を作ります。その原液を、アルコールと蒸留水からなる液体に1対99の割合で入れ(希釈)、それを振って叩いて(振盪)混ぜ合わせます。
こうして100分の1に薄められたレベルを1C(センチュリー)とし、12C、つまり12回同じことを繰り返すと、②原液の物質は分子レベルで分析しても検出されなくなります。
これを砂糖でくるみ、直径五㍉にも満たない玉を作ります。これがレメディーです。
砂糖以外の物質は入っていません。

③こうして作られたレメディーそのものには、何の効力もありません。
砂糖以外の物質は何もないのだから、物質作用的な力はないのです。
ただ、④パターンのようなものが残っているため、体内の症状に共鳴し、自己治癒力の活動を発動させるきっかけを与えることができるのです。

レメディーがどのような症状を示すかは、実際に人に投与し、その変化を観察して調べる(プルービングという)。身体的な症状だけでなく、感情的な症状も対象になります。
たとえば、あるレメディーを摂るとイライラし、あるレメディーは悲しくなる。
すると、このレメディーは怒り、あるいは悲しみのレメディーとして分類されます。
実践結果の元に成り立つレシピなのです。

⑤このレメディーは、不思議なことに薄めれば薄めるほど効果(ポーテンシー)が高くなります。⑥科学的にそのメカニズムは証明されていませんが、実践の場において結果が確認されています。

(「日本ホメオパシー財団 - ホメオパシーとは(5)レメディーとは」より)


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この不思議さに関しては、なかなか明確な説明がなされないのですが、ある代替医療の専門家が次のように、興味深いことを書いていますので紹介します。


今問題になっている、ホメオパシーについて・・・。
http://windwalker.blog.bai.ne.jp/?eid=178375より

私の持論ですが、ホメオパシーは実は対蹠療法であるということなのです。
つまり、同種のものを極限まで薄めることによりもとの物質の極性を反転させているのです。
振動率が同じ性質のものの波形の極性を反転させた波をもとの波を重ねあわせると下図のように波(症状)が消えるという理屈になります。

$アメジスト紫峰の輝き


ある物質や病態の性質を波形で表現できると考えてみてください。
ある病気を例えば上の図の緑の波だとします。
その波(病気)を消してしまおうと思えば、波の周波数(振動率)が同じで山と谷が正反対の波(極性が反転した波)つまり、上の図の赤の波を合わせると緑の波が干渉されて消えてしまうことになると思います。
これがホメオパチーを裏付けることのできる理論なのだと思っています。


ホメオパシー理論について、色について、学んだことから考えられること。その1
http://windwalker.blog.bai.ne.jp/?eid=142773より


錬金術と色について、調べるうちに色と色の振動数について、はたと気付くことがありました。
それはホメオパチー理論の裏づけになるのではないかと思われることでした。
以下の「色の科学」中原まさよし著:培風館、の記述の抜粋から、濃度の重要性をご理解していただけると思うのです。

<宝石の色>
ルビー:ルビーは紅玉というとおり、きれいな紅色をしている。
ルビーはα―アルミナの結晶中に0.1%~1%程度の酸化クロムが入り込んだものがふつうである。そして、緑色の光を吸収しているので、赤い色に見える。
そして、ルビーの赤い色はこの酸化クロムなる単位が原因であり、これが色のもとである。

そして、この酸化クロムの濃度を増やしてゆくと徐々に赤味が強くなってくる。
数%を超えると深い赤となり、25%程度になると灰色になってしまう。

そしてさらに濃度が増すと灰緑色から深緑色となり、そしてついには100%の酸化クロムになると緑色になります。
赤と緑は皆さんご存知のように補色の関係にあります。
濃度を変えてゆくと全く正反対の色になるのです。

さらに、このルビーは圧力を加えたり、熱を加えたりすることで、赤色⇔緑色の変化をさせることができるのです。
また、「色彩生命論・東洋大学教授 野村順一著:住宅新報社」の色と振動の科学のところでは、マゼンタと緑の不思議な異同というタイトルで、

マゼンタ(赤と紫の混色)と緑は全く違う光の色なのに、同じ577兆/秒の振動数を持っている。
それでは何が違うのか?
つまり、マゼンタと緑は振動の極性が違う、逆回転の方向性を持っているということが記されています。

つまり正反対の色どうし、周波数は同じでも、その波の極性が違うものである(波の山の部分が谷になり、谷の部分が山になるということか)ということです。



ホメオパシー理論について、色について、学んだことから考えられること。その2(2008.11.9)
http://windwalker.blog.bai.ne.jp/?eid=142775より


つまり、濃度を薄めれば薄めるほど、(色の原理を適応すれば)そのもとの原料とは違う性質のものになる。
さらにもっと薄めれば、もとの原料とは正反対の性質のものになる、ことになるのです。

また、希釈が不十分なものでもポテンタイゼーションというエネルギーを加えることで、正反対の性質のレメディーが出来上がることになるのです。

その病状と同じ症状を引き起こす原料をどんどん希釈化し、正反対の性質を持つものを作りあげる、そしてそれを治療にあてる。
これなら、どんどん希釈することで、病気が治る理由がよくわかりますよね。
これが、本当のホメオパシーの姿なのではないでしょうか?
つまりホメオパシーは同種療法ではなく、実は対蹠療法だったのです。・・・というのが私の仮説です。

全ての物質には色と同じようにその物質固有の振動数があります。
私はこの仮説は検証される価値のある仮説だと信じています。
私の仮説でホメオパシーに矛盾が生じなければ、ホメオパシーを実践している人たちは、現代医療と併用してもなんの問題ないことになります。
現代医療とホメオパシーが協調できることになります。



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いかがでしょうか。

同種のものを極限まで薄めることにより、もとの物質の極性が反転する・・・
さらに極限まで薄めると、正反対の性質を持つようになる・・・
物質固有の波動・振動数には、このような不思議な性質があるのでしょう。

そしてその反転した性質のレメデイを与えるということは、凹と凸がくっついて打ち消しあうような、ひとつの物理的な意味での抗原抗体反応みたいなものなのでしょう。

初めて出会った見解なのですが、波動にはまだまだ解明されていない部分が多いだけに、直感的に感じるしかないのですが、なんだかとても腑に落ちるような気もします。


さて、この見解を元に、ホメオパシー議論を考えると、この筆者も言っていましたが・・・

はっきりと言えることは現代医学・代替医療(ホメオパシー)のどちらにもその功罪があるということ、互いにその存在を否定することは誰にもできないという事実です。
だからこそ、否定しあうのではなく、両者の利点を活かしあえる前向きな解決が、先人達の努力を無にしない最善の道だということでしょう。

しかし伝統医療を守り発展させてゆくには、古典を引き継ぐだけではいけないので、謎をそのまま放置せず、しっかりとできるなら科学で解き明かしていく姿勢は、大事だということですね。

現代医学だけでは人の疾患の治療には限界を感じているし、その点に医者も気付き始めているのですし、「医学は治すのではなく、治るのを助けるだけ。治すのは人の治癒力だ」と医者自身が言います。

緊急を要する場合には西洋医学は欠かせないですし、慢性的な病気や危急でない症状に対しては、代替医療も個人の選択の自由の範疇で、そのひとに信条において当然使われてもよいものだと思います。

「大多数の人がいいと言っているから」、「それが常識だから私もそうした」という言い訳にすがっている限りは、自分の真の健康は構築できないかもしれないという危機感を持ちながら、代替医療に関わっていくべきだと思います。

ちなみに自分としては使ったことはないのですが、家族のなかに、これを使ってとてもよい治療効果があらわれた身近な例があるので、それはそれで価値を認めていました。
そして自分も、病院の薬は絶対に飲みたくはないので、もし病気のときにこれを試してみて効果があるならば、どんどん活用したいと思っている立場です。

ただ頭でよいか悪いか判断するのではなく、何事も体験は必要だと思っています。




これらの一連の記事は、Nalish~ 通信 http://windwalker.blog.bai.ne.jp/?cid=4803で読むことができます。



参考:

ホメオパシー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%91%E3%82%B7%E3%83%BC
ホメオパシージャパン - ホメオパシーとは
http://www.homoeopathy.co.jp/introduction/index.html
日本ホメオパシー財団 - ホメオパシーとは
http://jphf.or.jp/aboutus/homoeopathy.html









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