昨日は爽やかな気候に誘われて海を見に行きたくなり、神奈川県鎌倉市に行って、ついでに「炭を食し」てきました。
黄金の金玉を知らないか?様のブログに以前、こんな記事がありました。
原発情報 炭を食べよう
チェルノブイリでは炭を食べて実際に効果があったという話です。
(http://www.sizen-kankyo.net/bbs/bbs.php?i=200&c=400&m=252486)
炭は、微細かつ多様な穴を持つ多孔質構造を持っているため、日常的には水を浄化する浄水器から専門的なものでは原発施設のエアフィルター(リンク)まで多く利用されています。
実際の浄化・吸収の程度については、木炭・竹炭・備長炭・活性炭、あるいは他の物質を合わせて加工したものなどによって様々で、実証データにもバラつきが見られますが、内部被曝した際の放射性物質の除去や放射性物質を含んだ水の浄化において、一定の効果があることには間違いなさそうです。
以下、参考までに日本バイオ炭普及会のHPに掲載されている記事の中から、同会会長の小川氏がチェルノブイリ事故後の出来事を綴った一節です。
ロシア、日本共通で存在していた炭による解毒療法など興味深い内容になっています。
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チェルノブイリで思い出したが、筑波の森林総合研究所にいたころ、ウクライナとロシアから二人の医学博士が訪ねてきた。
なんの用かと思ったら、炭のことを教えてほしいという。
「日本で木炭の変わった使い方を研究していると聞いたので、やってきましたが、なかなか見つかりませんでした。
諦めかけていたら、農水省かもしれないという人がいたので来ました」ということだった。
彼らの話によると、チェルノブイリ事故の後、周辺住民の治療にあたってきたが、食物や水を通して取り込まれた放射性核種を取り除く方法がなくて困っていたという。
とくに子どもたちの甲状腺にたまった放射性核種をヨードの溶液を飲ませて除こうとしたが、子どもが嫌がって吐くので、うまくいかなかった。
そのうち老人たちが消し炭をすりつぶした黒い粉をみんなに飲ませだした。
ロシアでは昔から民間療法で、毒物を誤って食べたり、お腹をこわしたりしたときは炭の粉を飲ませれば治るという言い伝えがあったそうである。
日本でも豚や牛などが下痢をすると、炭の粉を飲ませる習慣があったのを思い出した。
彼らは不思議なことをすると思って、真っ黒になった便の検査をしたところ、放射能が異常に高く、放射性核種も検出されたので驚いたそうである。
炭の粉がセシウムやストロンチウムなどの放射性核種を吸着したらしい。
そこで、もっとよい材料が日本にあるのではと思ってやってきたのだがという話だった。
こちらはダイズの栽培やマツの再生に木炭を使っているので、ほとんどお役に立たないが」といったが、あまり熱心なので、しばらく話をすることにした。
そのころ私は木炭のような無数の小さな孔をもった物体、いわゆる多孔質体が特殊な微生物をひきつけるという現象をみつけて喜んでいたので、その仕事をくわしく説明した。
医学にはほとんど参考にならないと思ったが、下手な英語の説明を聞きながら、熱心にメモをとっていた。
すでに彼らは孔の大きさの異なる炭がどんな物質を吸着するのか、よく調べており、炭の表面積と孔の微細構造によって吸着される物質がかわるという事実を知っていた。
オングストローム単位の小さな化学物質から、ミクロン単位の細菌やカビの菌糸まで大きさの違うものを並べてみると、炭の孔のサイズにみごとに比例し、一本の直線にのるほどだという。
役に立ったかどうかよくわからなかったが、とにかく喜んで帰っていった。
いまではよく知られていることだが、そのころ放射線医学研究所の人たちから聞いていたキノコと放射性セシウムとのつながりが、また炭に結びついたので、この話は私にとってひどく印象深かった。
活性炭は放射線から体を防護するのにも使われているらしく、米軍のベストやマスクにも入っているという。
中性子も吸着するらしく、東海村の事故のときも活性炭入りのマスクが使われたとか。
いずれ自然界に放出された放射性物質を取り除くのに、キノコや炭が使われる時代がくるかもしれない。
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ということで、炭を食べると、その吸着力により、セシウムやストロンチウムなどの放射性核種を身体から排出してくれる効果があるということです。
(キノコも間違いなく、取り込むようですが・・・)
炭を食べるというと抵抗がありますが、要は、竹炭を粉にしたものを毎日料理に入れて摂ればよいのです。
もともと、かなり以前の炭焼き屋さんには、炭を食べる習慣があったそうで、当時は炭焼き職人=病気しらず。長生き。 という一定評価がありましたし、一服盛られた忍者が解毒の際に竹炭を食べていたという説もあることわかりました。
海外にもあった炭を食べる習慣によると
アフリカ、ザンジバル島に住むレッド・コロバスは植物の若葉しか食べない珍しい猿です。インディアン・アーモンドやユーカリのやわらかい若葉を好んで食べますが、なんと炭も好んで食べるのです。
炭を食べることによって、必要のない成分を取り込ますに、栄養分だけを吸収するなんて、すごい知恵だと思いませんか?!
レッド・コロバスの食習慣を真似してか、ザンジバル島の妊婦は炭を食べる習慣があるそうです。このように、健康を守る素材として、世界的に食されてきました。
・・・そうなので、炭をどんどん食べるべし、のようですね。
そこで、今日行ったのが、神奈川県鎌倉は江ノ電の長谷駅周辺にある、麻食材を使ったお店「麻心」(まごころ)と竹炭の専門店「鎌倉すざく炭格子館」でした。
麻心は、美味しい麻の実や麻の実オイルや麻炭パウダーを使った料理の、海の見えるお店で、大人気です。
HPはこちら。
麻炭
麻炭はもともと、打ち上げ花火や線香花火、カイロなどに使われていたらしいのですが、いまでは、パウダーにして「コスミック・ヘンプパウダー」として売られていて、足裏、太陽神経叢、第三の目などにシップしたり、お風呂に入れたり、シャンプーに混ぜたり、水と混ぜて飲んだり、いろいろと生活で使われるようになってきているそうです。
麻心にも売られていた「コスミック・ヘンプパウダー」
↓こちらは、今日私が頂いた、期間限定の「麻炭豆乳ヨーグルト」
「麻炭ジェラート」
ともに、麻の実オイルと麻の実がトッピングされていて、とても美味しかったです。
(いつもながら携帯の写真がひどくてごめんなさい。)
そして、もうひとつの炭のお店は・・・
竹炭の専門店「鎌倉すざく炭格子館」
HPはこちら
こちらで頂いたのが「竹炭ゆずジュース」。
真っ黒ですが、なんの臭みもなく、さっぱりと美味しかったです。
キリバス共和国・クリスマス島の天日塩に竹炭粉を混ぜた「炭塩」も買ってみました。
こちらも何の料理にも、合うようです。
竹炭で焼き締められたオリジナルの陶器も展示されていました。
庭に炭を埋めたり(イヤシロ地化)、PCや電子レンジのそばに炭を置いたり(電磁波防止)していますが、炭を積極的に食べるというのも、日本の新・食習慣にしたほうが良いようですね。
心身ともにデトックスできた一日でした。バレンタインデー
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☆番外編・炭を食べる(麻炭・竹炭)☆
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