大麻がOKになった国とその理由で見つけた、大麻あれこれです。
☆日本人が大麻OKな国で大麻を吸ったらどうなるの?
旅行先で大麻を吸っても日本の法律で罰せられることはない(最高裁・厚労省)
一応、大麻取締法の第24条に国外犯規定があるものの、現地の法律を守って大麻を吸う分には適用されないとのこと。
(※ただし、大麻が違法な国で売買や密輸に関わると国外犯規定が適用される場合があります。)
☆大麻がOKな国はどこ?
医療用大麻としては合法な国は以下のとおり。
(購入にあたって処方箋が必要です。)
カナダ・イスラエル・ベルギー・オーストリア・オランダ・イギリス・スペイン・ドイツ・フィンランド・アメリカ合衆国の一部(17の州のみ州法で合法化)
オランダ・・・ヨーロッパで一番最初に大麻を非犯罪化したために大麻王国のイメージが強いが、実は愛好家率はスイス・フランス・イギリス・チェコ・オーストリア・ドイツなどよりも低い。
一時期、旅行者には売らない方針へ転換したが再び解禁へ。
ポルトガル・・・1日に2.5グラムまでの大麻利用がOK。しかし、トラブルを起こすと没収。
(それ以降、若者の薬物使用、過剰摂取による事故が減少。
フーリガンの暴動防止のため、サッカー会場で酒を禁止、大麻をOKにした。)
ベルギー・・・3g未満、公の場での喫煙禁止という条件付きでOK。
自宅での個人栽培が認められている。
スペイン・・・個人栽培も5鉢まで可。
公共の場所で吸ってはいけないというルールだが、ほとんど取締りは無い。
スペインの太陽をサンサンと浴びた屋外栽培種も充実。
バルセロナの大麻品評会は大勢の市民でにぎわう。
バルセロナで行われるビッグな展示会「スパナビス」では、新しい大麻の品種やグッズのお披露目などがあり、もちろん試吸もある。
チェコ共和国・・・5株までの栽培が許されており、ジョイント(大麻タバコ)を20本まで持ち歩ける。
プラハの大麻アイスは有名で、屋外イベントの時も大繁盛。
2013年4月からは、全国の薬局にて医療品としての大麻販売もスタートした!
びっくり! 「チェコのアイスにはこんなものがトッピングされている」↓
ドイツ・・・首都ベルリンでのみ大麻が非犯罪化されている。
15gまでの所持が認められているが、公共の場で吸ってはいけない。
●アメリカでは、17州で医療大麻として合法化。
2州(ワシントン州・コロラド州)では嗜好品として合法化されている。
アメリカ・ワシントン州・・・大麻28グラムの所持がOK。
大麻菓子の所持は450グラムまで。
栽培は業者のみ。
コロラド州・・・21歳以上の大麻28グラムの所持がOK。
個人の栽培は6株まで。
商売目的の栽培は専用施設で行い、税務課が販売を管理。
オーストラリア・・・リラクゼーション目的で、首都キャンベラがあるACTとシドニーが州都のNSWで合法。
これ以外にも、ペルー・メキシコ・ウルグアイ・チリ等で合法化。
医療目的なら合法で吸える州が存在する国は、イギリス・ルクセンブルク・スイス・ロシア・オーストリア・カナダ・アルゼンチン等。
☆合法化・非犯罪化したアメリカはこんな事になっている。
●カリフォルニア州では★マクドナルド1,000店★スターバックス2,000店★大麻ショップ2,500店。と、大麻ショップの数がすごい。
●オークステルダム大学では、大麻の歴史・法律、栽培方法や大麻料理の作り方、大麻販売店の経営学等を学ぶことができる!
●ワシントン州では、大麻の合法化をうけて、麻薬犬が大麻に反応しないよう再トレーニグを開始。
○NASAの学者が栽培インストラクターに!・・・スペースシャトルでの植物育成に携った科学者デイルチェンバレンさんが、今年から各地の大学をまわり質の良い大麻の栽培方法の講義をスタート!!
○元マイクロソフト企業戦略家ジャメン・シャイヴリーさんが、シアトルで合法的な大麻の全国チェーン店立ち上げへ!!
○大麻が買えるこの自販機、もちろん州発行の大麻カードを持ってる人しか買えません。
○アメリカの大学寮での1ドルパーティーで振舞われるのはビールとポップコーンとマリファナ(大麻)が多い。マリファナ代は教授が出してくれる事もよくあるそう。
○ネパールでは、年に一度の「シヴァラトリの日」は大麻が解禁!! 皆が街中で堂々と大麻を吸う(ネパールは普段から堂々と吸ってる人が多いが)。
いつもは吸わない人もこの日だけは大麻を楽しみ、大麻料理をふるまったり。
○バレンタイン、ホワイトデーと日本は盛り上がるが、海外はその後にひかえる4月20日「マリファナデー」が凄い。欧米の各都市に数万人が集まり皆で大麻を吸う。
☆「合法」と「非犯罪化」の違いについて
上記の「非犯罪化」というのは、合法と違法の間みたいなもので、州や国によって「20歳未満はダメ」・「50グラム以下ならOK」・「栽培は5鉢まで」・「売ったらダメ」・「公共の場で吸ったらダメ」等と細かく規定されています。
非犯罪化国でも逮捕者が出るのは、この規定を守らない人がいるためです。
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大麻には、疼痛鎮痛作用・沈静作用・催眠作用・食欲増進作用・抗癌作用・眼圧の緩和・嘔吐の抑制などがありますし、緑内障・喘息・多発性硬化症・HIV・うつ病・不眠症など、約250種類の疾患に効果があると言われています。
なので医療用大麻だけでも日本で認可して欲しいのですが、いまだ禁止されており、今後の大麻取締り法の改憲が待たれます。
しかし、これらの海外の国に行って、医療用大麻を用いるという手もあるようです。
それにしても季節柄、チェコ共和国の「大麻アイス」美味しそうで、食べてみたいものです。
多発性硬化症患者向けの医療カナビス・チョコレートも美味しそうです。バレンタインデー
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☆大麻がOKになった国々とその事情☆
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