2020年のオリンピック開催地が東京に決まったという第一報を聞いたのは、長野の実家の近くの温泉の朝風呂から帰ってきたときの朝のニュースでした。
新鮮な空気をいっぱい吸いながら、朝の定番のウォーキングがてら、約40分の道のりを歩いて山間のいで湯に6時からのんびりと入っていました。^^
朝靄と湯煙りにかすんだアルプスや、幼い頃から馴染んだ山々を眺めながら入る露天風呂は浮世の憂さを忘れる気持ちの良さでしたよ。
まさか東京になるとは思ってもいなかったので、びっくりしましたが、個人的には猪瀬都知事が同郷人なので、割と好きで、気にしていたので、彼のことを考えると,苦労が報われてよかったなぁと考えていました。
猪瀬さんは、長野県の豪雪地帯の飯山市出身で信州大学経済学部を卒業しているので、同じ信州人として、同じ縄文系の血を感じますし、彼の顔はどう見ても縄文系・・・本当は北朝側のサンカ=山の民だったはずの人間なのです。
しかし、すっかり南朝側=安倍内閣の権力に囲いこまれてしまいました。
突然の奥様の発病で奥様を亡くすという大きな代償を払ってまでして、東京五輪開催という任務を遂行するように追い込まれてしまったのですね。
奥様を亡くされたあと、しゃにむに頑張らざるをえない心境だったと思うので、この成果は彼にとっては、一縷の希望となったのだろうな、と、喜びと同時に、やれやれという複雑な心境です。
いっそのこと落選すれば、もっと日本も覚醒できたのかもしれないのに・・・とも思えますが。。。
しかし、福島の問題も解決していないうえに、アンケートによれば国民の57%しか賛同を得ていないという、東京五輪開催には、世界中の人々が疑問を持っているだろうし、この日本人の空騒ぎは、滑稽に映ったことだろうと思いますね。
いまtwitterで有名になっているのにこんな絵があります。
Youhei Kabasawa@ykabasawa
FBで海外の方が描いたイラスト。
福島原発事故後のトトロを描いた風刺画。これは強烈です。 pic.twitter.com/xY6YNXzsxj
宮崎監督の引退発表があった後だけに、いまとてもタイムリーに説得力がありますね。
被災者や環境汚染を隠蔽し続ける日本政府へのアンチテーゼということで、海外の方の方が、日本の実情を正確に掴んで風刺しているという証拠です。
これから見ても、東京五輪開催というのは、日本の政府やマスコミが、国民の気持ちから乖離したところで回っているという証拠ですね。
皇室がらみで、巨額な資金が陰で動いた結果でのことなのでしょうが、もともと競争原理に則ったオリンピックとは、本来の意味からいったらなくなるべきものでしょう。
記録や数字にばかり捕われた競技会は、一方で戦争を無くすことのできない世の中を作り出しています。
オリンピックはかたちを変えて、勝ち負け関係なく世界の人々がスポーツで交流しあうだけの祭典にする、ということになるとよいと思います。
東京に決まったことは、福島の放射能汚染水問題が迅速にかつ適正に処理されていき、今後の再稼動問題についても、良い方向に、影響を与えるきっかけになると良いと祈るばかりです。バレンタインデー
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☆のんびり故郷の朝風呂☆
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